2019年09月20日

【ふたり登山部】男と男のマッスル登山【鍋割山】


2019年8月31日(土)


夏も次第に終わりを見せはじめた今日この頃。
ふたりの男は早朝6時台の小田急線に揺られていた。
目的地の渋沢駅まで新宿から約2時間。
車窓を流れる景色は次第に緑色を増してゆく。

そんな中、彼らは恋の話に花を咲かせていた。
向かいの女子高生よりも女子高生らしいテンションで熱弁を奮う33歳。
それが俺達だ。


我々も気が付けば壮年。
幾つかの恋をする中で、自分というものを知ることもあったわけで。
思えば何の傷も無く、惧れや遠慮も知らずに生きていた十代の頃の方がよっぽど上手くやれていたなんて部分も否定できないわけです。
それでもこれまでの経験を通して得た喜怒哀楽には、きっと意味を持たせることができる。
むしろそれを糧として逞しくなろうとすることが大切なのだろうなと思う今日この頃である。

というわけでそろそろ結婚します。


そんなこんな男の熱い恋ばなを交わすうちに、目的地の渋沢へと到着した。




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8:00、渋沢駅。

北口から8:20発のバス(大倉行)に乗り込む。約20分かけて山の麓、大倉まで移動するのだ。
登山シーズンながら乗客はそんなにおらず、ゆったりと座ることができた。前日の雨のせいかもしれない。




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このレストハウスでトイレを済ませ、準備は整った。今日、俺達は鍋割山に登る。




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レストハウスのすぐ近くに登山口方向を示す標識が立っている。
ここからしばらく住宅地を歩く。
山々に囲まれた広々とした土地だ。
畑がたくさんあり、それを電気柵が守っている。
ここらへんでもう空気がおいしい。
やはり将来的に生活するならこういう場所がいいだろうか。




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これといった入口ではく、唐突に始まる印象の登山口。
トレイルランニングの人が駆け足で入山していった。
背中を見送りながら俺達も山に入る。




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動物除けのネットのあたりは森林の雰囲気だ。
土を踏む感触が気持ちいい。
俺は雨上がりの山の匂いがとても好きだ。
よく行く奥武蔵の山もいつもこういう湿った匂いがしている。




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登山口から1時間半程度、なだらかな道を歩く。
のんびりと森林浴を味わえる道程は思わず鼻歌のひとつでも口ずさんでしまいそうだ。

ところで、幼馴染のふくしんとは二人で幾つも山登りをしてきたけれど、改めて考えるとなんかすごい。
大人になった今もこうして一緒に趣味を楽しめていることがとても幸せだなと思う。




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小川を渡り、




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草原を抜け、




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ササミを食う。

なんと朗らかな活動だろうか。
特段疲労することもなく、爽快な空間を満面の笑みで闊歩する。
なぜ上り坂が来ない、なぜだ。




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そんな謎を抱えつつも元気漲る俺達は、ここで大量のペットボトルを見つけた。
これはあれだ。山でよくある「山小屋に水を運ぶ」というクエスト。

むかし武甲山に登ったときタカヒロと一緒に攻略したことがある。
「俺達徳を積みましたね!良いことありますよね!」と言っていたあいつは、その後すぐさま彼女ができていた。
これは、やるしかない。

俺はザックの表面に4リットルのボトルを括り付け、中に1.5リットルのボトルを忍ばせた。
ふくしんは4リットルのボトルをその両手に掴み、計8リットルを山頂へと運ぶ。

もはや押しも押されぬマッスルクエスト。
筋肉増強待ったなし。
徳を積んだらマッチョになれます、そういうやつだ。




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急に重量を増した荷物を抱え、気合十分で登山を再開する。
途端、山道は変化を見せた。


激烈な急登。

まじかよと。
今まで長らく甘い顔を見せていた鍋割山だけれども、ここでいきなり攻めに転じてきた。
その変貌ぶり、人間だったら二重人格もいいところである。

南野秀一かよ。
本当は冷酷な妖狐蔵馬なのかよ。
好き。




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おい、なかなかの登りだな。
背中のペットボトルが俺に語りかけてくる。




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ここで筋肉を育むために持参した男のドリンク、プロテインを摂取。




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山頂も割と近くなった頃、登山道を少し逸れた場所で一組のカップルに出会った。
そこは視界が開けており、なんとも広い景色が見えるスポットだった。

「一年に一回は二人でここに来るんです」

かわいらしい彼女がそう言うと、ハンサムな彼氏が笑顔で頷く。
最高じゃねえか。
ロマンを漢字で書いたらきっと『鍋割山』になるんだ。




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水を背に、ロマンを胸に歩いた登山道。
いよいよ山頂が見えた。鍋割山荘だ。

山ガール二人組が俺のペットボトルを見て「すごい...」と呟いたのを、耳聡い俺は聞き逃さない。
そしてふくしんを見て「え...もうひとりの人見て、8リットルやばくない...」と言ったのも聞き逃してはいない。




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筋肉はどうだ!増えたのかい!増えたのかい!
つって景色に入り込む俺達。
空が曇っているのは俺達のせいかもしれない。




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鍋割山といえば鍋割山荘の鍋焼きうどん。
かぼちゃの天ぷらに玉子、えのきやなめこなど豊富な種類のキノコがたっぷり入っている。
山頂でこんなに豪華なうどんを提供している山荘のおじさんはすごいよね。

ただ、歳のせいで運び上げる物資の量が少なくなっているそうな。
それもあってうどんは1500円に値上げとなっていたけれど、これを提供するための重労働を考えると納得である。
すげえおいしかったです。




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登頂記念ということでお決まりの。




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13:30、下山開始。

復路は一旦塔ノ岳方面に登って、小丸尾根から下ってゆく。
時間に余裕があれば塔ノ岳山頂も狙いたかったけどさすがに厳しい。




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30分ほど歩いて小丸尾根分岐に到着。
大量のトンボが飛び交っている。
すこし不気味である。
この小丸分岐から一気に二俣分岐まで下山してゆくわけだけれども、このルートは県が管理していない登山道とのことで荒れている。
遭難者が出やすい場所なので十分注意しなければならない。




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実際草木が生い茂っていて歩きづらく、登山道らしく見えるポイントが至る所にあるせいで道迷いしそうなルートだった。




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尾根下りなので、山のとがった部分を進んでゆく。
ふくしんのアドバイスで常に両脇を確認し、横の景色が自分よりも低いところにあるか、つまり尾根を歩けているかをチェックしながら歩いた。
時折地図を見て尾根の分岐にも気を付けなければならない。

さすが元山岳部である。




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小丸尾根分岐から1時間程度で杉の植林地帯に到着。
ここまでくるとしっかりとした登山道になり安心だ。




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無事に二俣分岐にたどり着き、来た時に通った登山道に合流。
小川で顔を洗ってすこしのんびりした。
あとはなだらかな道を歩き、大倉レストハウスを目指すのみ。

すげえ楽しかった。また来るぜ鍋割山。




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下山後は鶴巻温泉に入って、駅近くの居酒屋で酒を飲んだ。
山登りあとのこれは本当に最高である。そしてこの気持ち良さを分かち合える仲間がいることを、なんつーか嬉しいなと思う。

いつもサンキュー、またよろしく頼むね。




posted by 佐藤直 at 00:40 | Comment(0) | 登山(丹沢) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

【いつたり登山部】あの稜線をもう一度【塔ノ岳】


いつたり





それすなわち5人を表す和語の数詞である。
登山を始めた当時、うっかり『ひとり登山部』なんて書いちゃったもんだから、一緒に登ってくれるメンバーが増えてからも続けてきた。

ひとり、ふたり、までは普段使いの範囲内なんですよ。
しかし3人以降から様子がおかしい。



みたり


よたり


いつたり



なにこれ全然しらない。
馴染みがこれっぽっちもないし、いにしえ感がすごい。なんつーか平安。
もう現代では「ふたりでユニット組もうぜ!」とは言っても「よたりでバンドやろうぜ!」とは言わないわけです。仮に組んだとしたら僕は琵琶ボーカルを希望するけど。


ここから先、むゆたり、ななたり、やたり、ここのたり、とたり。と続く。


で、11人からは「とたりあまりひとり」ってゆう。

酷である。
1人余ってるからね。
余ったうえでのひとりだからね。



まあ何だかんだいつか書いてみたい気もするけど、長いブログタイトルになるよ。
やってるうちに仲間が増えたこの登山活動。
きっとそのうち叶うんじゃねえかな。


つーことで、今回は初めての「いつたり登山部」
はじまりはじまり。





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2017年6月3日、早朝。

佐藤は箱根行きのロマンスカーに揺られていた。
座席の足元には45Lの黒いザック。
相変わらずたくさんの荷物を詰め込まれ、太くなった様子は見るからに重たそうだ。
ショルダーハーネスにぶら下げたコンパスがゆらゆらと左右に振れるので、ザックごと足で挟むように座った。

体勢を落ち着かせ、乗車前に自販機で買った缶コーヒーに口を付ける。
口中に甘味が広がり、自然と溜め息がこぼれた。

車窓から見える空は無神経な程に晴れ渡っている。
これから山に登る者にとっては願ってもないことであろうに、佐藤の表情はどこか曇っていた。
やがて指先でプルタブを弄りながら小さく二回目の溜め息をついた。


目的地は秦野駅。
神奈川県の中西部に位置し、丹沢山地を訪れる際の玄関のひとつとして多くの登山客に親しまれている駅だ。
今日はミュージシャン登山部のメンバーで、ここから塔ノ岳に登るのだ。
昨年の夏に後輩と共に登り、壮大な展望の稜線歩きにひどく感動したことを覚えている。
他の部員もぜひ連れてこようと言って、この度後輩と佐藤で山行を計画したのである。

その経緯を改めて思い浮かべると、あわや三回目の溜め息が漏れそうになる。
冴えない表情でズボンのポケットからスマートフォンを取り出し、文字を打ち始めた。



「8:07着のやつにのりました、ごめんなさい」





そう、佐藤は寝坊したのである。


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ってことで8:07。
登山において初の朝寝坊をしでかした佐藤がメンバーと合流。
本当にね、申し訳ない。
そして待っててくれてありがとう。すまん。ありがとう。


ここ秦野駅からバスで登山口を目指すのだけれど、待ちに待った登山シーズンということもあり、バス停には長蛇の列ができていた。
さすが登山スポット丹沢。
バスもすかさず臨時便を出していた。


40分ちょいバスに揺られ、一行はヤビツ峠へ。
今回はメンバーに現役ジムトレーナーもいるので、準備体操も抜かりはない。
一本道の舗装路を歩き、無事登山口に到着。




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一通りの流れはこう。

秦野駅(北口バス停:4番のりば) → ヤビツ峠 → 二ノ塔 → 三ノ塔 → 鳥尾山 → 行者岳 → 新大日 → 塔ノ岳 → 大倉バス停 → 渋沢駅

昨年と同じく表尾根コースで登る。
複数のテッペンを縦走するコースだ。




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まずは二ノ塔を目指すのだけれど、ここがスタートからガンガン標高を稼ぐ急登である。
なかなかにしんどいが、逆にここを登ってしまえば後は割と楽。
とゆうか素敵な尾根歩きが待っている。



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二ノ塔山頂手前にくると一気に視界が開ける。




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この晴天。
この展望。
海岸線が綺麗に見えて、ああ地球なんだなって思った。
自分でも意味がわからないから口には出さなかった。

ともあれこうゆう風に視界が開けるとテンションが上がって元気も出る。
登山中のごほうびスポットだ。
みんな良い顔してる。





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二ノ塔を越えてつぎは三ノ塔を目指す。
一ノ塔もどっかにあるんすかね?しらんけど。





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気持ちの良い稜線歩きである。
おわかり頂けるだろうか、うっすら富士山が見えているんだぜ。





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三ノ塔からの見晴らしもまた素晴らしい。
360°山の景色。
山脈のど真ん中感がある。


青空の中、ふわふわとパラグライダーが浮かんでいた。
楽しそうだな。
でもあれ絶対怖いだろうな。
高いところに行くと股間がゾワゾワするんだよね。なんでだろうね。不思議だね。





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三ノ塔のてっぺんから、次に目指す鳥尾山のてっぺんが見える。
これから行く先がこうして見える感覚がなんだか楽しいなと思う。
遠くに他の登山者が見えたりしてね。
なんつーか、ジオラマの中に入り込んだような感覚があるわけです。
そういやジオラマ作ってみてえなあ。




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浅く下ったり登ったりを繰り返して、着実に鳥尾山に近づいてゆく。
おなかもペコってきたのでメシの話なんかをしながら歩いた。





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そして無事到着。
速攻で昼めしの準備に取り掛かった。





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自家製ピクルス、鍋、ベーコンの炙り焼き、おにぎり。
みんなで持ち寄って豪華な食事である。
やはり俺にとって登山におけるメインイベントは食事なのだなと思う。
だって美味しいんだもの、山の中で食うごはん。
男らしいし。




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長めの休憩ってことで、みんなで景色を眺めながら雑談したりする。
もうなんだ、あれだ、ドラマか。
オレンジデイズ的な青年期特有の香りがする。
まあ僕はもう31歳なのでオレンジはちょっと無理なんですけど。
柿とか、ちょうどよさそう。





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お腹も満たされ、ここからは行者岳にロックオン。
歩行再開となりました。




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短めだけど勇ましい鎖場なんかもあって楽しい道中。
人気のコースなのでなかなか混み合ったりもする。
急がず焦らず朗らかに。
ミュージシャン登山部の部訓にしよう(適当)




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行者岳を通過して新大日へ。



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左右を切り崩したような稜線を歩き、振り返ると絶景が広がる。
山の緑と空の青。
おい地球だぜ地球。





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新大日を越え、いよいよ塔ノ岳到着。
とゆうか近すぎてスッと着いた。





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表尾根コースは長い縦走で、塔ノ岳から振り返ると自分たちが歩いてきた山々が見える。
この距離とこの高低差を自分の手足で登ってきたのだなという事実。それを目で確認できるわけで。しみじみする。

なんつーか、実感するって大事なんですよ。
自分が成したこと、しでかしたこと、良いことも悪いことも『自分がやった』ってゆう実感。自覚が。
まあ山登りの話からブレますけども。





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日差しが気持ちよかったので昼寝をした。
雲の切れ間から日差しが伸びていて、どことなく召されてる感がある一枚だ。

つーか広い山頂はのびのびできて良いな。
のびのびしすぎると下山のメンタルが削がれるけど。それでもいい。




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とりあえず直樹が渋すぎる。





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下山は大倉尾根を辿り、大倉バス停を目指す。



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ひたすら下り一辺倒のコースで、何気にこれがつらい。




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膝が笑うので、トレッキングポールとか膝サポーターがあると良いかもしれんですね。
トレッキングポールに関しては前々からHelinoxのやつが欲しいなと思いつつ、未だに買っていない。高いんだもの。




日暮れ前には無事下山し、バスで渋沢駅に移動。
東海大学前駅にて温泉につかり、酒を飲み交わし、最高の登山を締めくくった顛末です。



ほんと良い山だなー塔ノ岳。
清々しさがすごいのでおすすめです。

次は丹沢のなかでは蛭ヶ岳に登りたいなと思っている。
これからもよろしく頼むぜ部員のみんな!




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何だかんだ言って『山と高原地図』が一番わかりやすくて便利な気がする。

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伸縮が楽そうでいいなと思っているHelinoxのトレッキングポール。
鮮やかな青がイカしてるぜ。

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posted by 佐藤直 at 00:08 | Comment(0) | 登山(丹沢) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月04日

【ふたり登山部】霧と晴天の丹沢縦走【ニノ塔〜三ノ塔〜鳥尾山〜行者岳〜新大日〜塔ノ岳】

土曜日。
丹沢の塔ノ岳(1490m)を目指して、表尾根を縦走してきました。

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見晴らしの良い稜線歩きができることで人気のコース。
幾つもの山を越えてゆくワイルドさに凄まじい魅力を感じる。

今回はミュージシャン登山部のなるみちゃんとの山行。
尚、俺はミュージシャン岡秀年のミニ幟旗をザックにくくり付けています。
なので気持ち的にはトリオですね。

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7:35、小田急線の秦野駅からバスに乗り、ヤビツ峠へ向かった。
さすがは人気の丹沢。バスは激混みで40分ほど立ちっぱなし状態である。

ヤビツ峠からしばらく舗装路を歩き登山道に入る。
『表尾根1』の看板があるところからスタートです。

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まずはニノ塔(1144m)の山頂に向かうんだけど、これが急登でいきなりキツい。
しかも俺の苦手とする階段箇所が多くあり、序盤からヒイヒイ言わせてくる。

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ただ、山頂手前の登山道で視界がブワッと開けてテンションが爆上げされるので、多少の苛酷さは問題ありません。むしろ感動のスパイス的な。

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ニノ塔山頂から続けて三ノ塔へ。
外界を見渡しながらの稜線歩きが始まる。
もうね、最高に気持ちが良い。
陽射しは暖かく、風は涼やか。
目に映るのは大パノラマ。
なんつーか誰にでも良いからとりあえず「ありがとう」と言いたくなる。

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テクテクと歩を進めること約20分。
三ノ塔(1204m)へ到着した。
ここでいきなり霧が掛かり、展望は真っ白に。
山の状況変化の早さを目の当たりにした。

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そこから鳥尾山(1136m)へ。
道中で道行く登山者に「岡秀年さんってゆうんですか」と声を掛けられました。
まあそりゃそう思ってしかたない。だって旗背負ってるんだもの。

鳥尾山山頂に着いたときにはまたスカッと霧がはれ、雄大な景色を見ることができた。

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ここで少し早めのランチタイム。
今日のメニューはピザである。
この日の為にピザ生地作りの練習を重ねてきました。不束か者ですが宜しくお願いします。

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渾身の生地を円形に広げて、思い思いの具を乗せます。

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フライパンにアルミホイルで蓋をして弱火に掛けること約15分。
ワイルド感溢れる山ピザの完成とゆうわけです。
いやもう最高すぎてちょっと泣きそうで。やればできるもんだなっつって。

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昼飯休憩をたっぷり取って、登山を再開。

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行者岳(1180m)への道中にはかっちょいい鎖場があり、すげえ楽しかった。

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あと、見晴らしが良いから先を行く登山者を遠くに目視できた。
なんかジオラマを眺めてるみたいで面白い。

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行者岳を抜けて新大日(1340m)に向かう。
快晴と霧を目まぐるしく切り替える空の下、蒼い稜線は続く。

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新大日から塔ノ岳(1490m)への道には、背の低い木が覆うトンネルチックな場所があった。
絵本に描いたならさぞファンシーとゆう雰囲気。
魅せるねー、ガンガン魅せてくるねー丹沢。

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そして目的地である塔ノ岳山頂へ。
展望はとても広く、海まで見える。
振り向けば自分たちが歩いてきた山々も一望できる。
満足感がハンパじゃないんだぜ。
俺たち頑張ればわりと色々やれるぜってゆう気持ちが、なんつーかこう積み上がってゆく実感があるっつーか。そんな感じ。

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山小屋でキンキンに冷えたサイダーを買って乾杯っつって。
超うまい。

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そして下山ルートは大倉尾根を行く。
ずーっと単調な斜面だから『バカ尾根』と呼ばれているらしい。
「いやいやバカっておめえ、それは山に失礼だわ。」とか最初思ってたんだけど、延々下ってるうちに「ああ、おめえはアレだ。やっぱバカと呼ばれるべき。」と思った。
こんなんマジで膝ガクガクになる。

そうボヤきながらも楽しい下山なんだけどね。じつは。
展望が開けてて、広い道も多い。
モミジの群生スポットもあったりして、秋にもここに来たいなと思わせる魅力があった。

そんなこんな大倉尾根をしっかりと感じ取りつつ、日没前に間に合う形で麓へ辿り着いたわけです。

今回も心に残る良い登山だった。
一日のなかで山の色んな顔をみられて、本当に登山日和だ。
また登ろうぜ!!


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ふむ、ピザ焼き用に軽量フライパンがほしいところ。

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今回御世話になった丹沢の地図。

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posted by 佐藤直 at 19:32 | Comment(0) | 登山(丹沢) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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